あの涙は…
〜春〜
私は無事に第一志望の高校に入学することが出来たの~
『……あ~ぁ寝坊しちゃったーー』
勢い良く教室のドアを開けた
クラスのみんなの笑い声
『一花はすっかりさ遅刻きゃらだよね!w』
私の席の隣で笑ってるのは親友の琴音
琴音とは小さい頃からよく一緒にいて親同士も仲良いなら幼なじみなのかな?
『ちょっと恥ずかしいよ…w あれ、隼人ってまだ来てなのー?』
私はチラッと窓側の席をみた
『さぁー。隼人も一花と一緒で遅刻じゃないの?どーせさ』
琴音は笑いながら言った