舞い降りた天使
涙が枯れるまで
まただ…
今日も机が逆さま…

波瑠は一度も、学校の友達を持った事がなかった。いつも教室に漂う、波瑠を跳ね返すような空気。気まずい沈黙…
たぶん昨日も、ネット上ではいつものアレが行われたのだろう。死ねの嵐、耳を塞ぎたくなるような中傷。それでこの空気…
波瑠はもう慣れっこになっていた。

しかし今日は何かがいつもと違う…
まわりの視線は、いつもの無力で、あざ笑うようなただの陰湿なものではない…
狂喜の視線…


波瑠は黙って席についた。するとクラスの女子は、全員速やかにその場をあとにした。

波瑠は着いて行かなかった。どうせまた私の事を喋りたくて外に行ったんだろう…

そう思っていた。

しかし
タケルが女子が教室から出たのを確認するなり、シュウトとタカが前扉と後扉を閉めた。

シュンが近づいてくる。
波瑠は何事かと回りを見回していた。扉には鍵までかけられ、ユウトが窓のカーテンを閉める。

いきなり、タカが波瑠の両手首をつかみあげると、無理矢理机の上に引き上げ、押し倒した。
タケルは波瑠の脚を押さえて、大きく開かせる。
波瑠は、あわてて呻きながら、身をよじった。
しかし2人の男に体を押さえ付けられ、逃げられない。

そこにシュウトが参加してくる。シュウトは大胆にも波瑠のスカートをめくり、下着を外すといきなり、指を波瑠に入れて出し入れする。波瑠は暴れながらシュウトの指を引き抜こうとする。シュウトの手は大きくて、出口で引っ掛かる。
その指先は、肉の芽に触れた。波瑠はもう感じていた。
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