You are The One.
「あ、でね


聞きたいのはその子じゃなくて!


その子の彼氏のことなんだ…け…ど。」


そう言った瞬間教室の扉を開けたのは


まさに昨日見た男の子だった。


ほんっとかっこいい。


髪は少し茶色っぽくて、日本人なのにほりが深い顔立ち。


目はキリッとしてるけど、笑った顔がみたくなる。


何よりすっごく背が高くて、180cmはきっと余裕で越えてそう。


昨日は少し怖い気もしたけど、それはきっと、彼がぼーっとしてたせい。
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