【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜



「しゅうくーん、辞書かしてー!」



「しゅうくん、一緒に帰ろうっ!」



「しゅうくん、お昼どう?」



正直やめてほしい。だけどそれで遠藤が嫉妬してくれないかな。とか思ってる自分がいる。



なに思ってるんだろうな。わけわかんねぇよ。



自分の気持ちがよくわからないまましばらくが経った。



いつものように1人で帰ろうとしてると、



「早瀬君…っ!」



か細い遠藤の声が聞こえた。
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