【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜
イラついてるのがバレないように接していると一緒に帰ろうと言われる。
おいおい、マジ勘弁。なんで放課後もこいつと一緒にいなきゃ行けないわけ?
「あぁ。帰ろうか。」
想いとは裏腹にそんなことを言う俺。
そういえば遠藤はなんのようだったんだ?
遠藤にそう聞けば何故か口ごもる。
すると花は遠藤を見て口を開いた。
「あ、遠藤さんって、あの遠藤さん?
しゅうくんと付き合ってた。」
「え、うん……」
「へぇ、やっぱ綺麗だわ。綺麗系女子って言うの?
ねぇ、しゅうくんはやっぱ遠藤さんみたいな綺麗な人が好みなの?」
遠藤みたいな綺麗な人?確かに遠藤は綺麗だと思う。
だけど俺は……