【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜


屋上についた。



「あのねっ…私、早瀬君に押し倒されてそれで…」



空き教室であったこと全て話すと紗香はものすごく怒ってるようだった。

もちろん私が早瀬君を好きじゃないことは話してない。



「なにあいつ、サイテー!
愛美にそんなことするなんて……」



「うん、だからもう関わらないでって言ってきた。」



なんでもポジティブに考えよう。
これで早瀬君を嫌いになったと言えば、全て良しだよね。




「紗香…あのねっ、もう私、早瀬君と別れたいっ…」




「それはダメよ、愛美。」


キッパリとそう言う紗香。
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