【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜
「で、こんな人混みの中なにするわけ?」
休日だからか、ショッピングモールにはもちろん、ショッピングモールの中のゲームセンターも人がたくさんいた。
「うーん…まずは、クレーンゲーム見に行こ。」
「んー、わかった。」
めんどくさそうな表情をするも承知してくれる早瀬君。
「わっ、見て見てっ!
あのウサギさん、可愛いねっ!
あ、猫もヒヨコも可愛いっ!」
クレーンゲームの中にあるぬいぐるみを見てはしゃぐ私。
「そうか?俺には全部同じに見える。」
まさかの同じに見える発言しちゃう早瀬君。