【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜
「うー、それにしてもほしいね、あれは。よし、やろうっと。」
「おいおい、マジかよ…」
お金を入れてやってみる。
こういうのは苦手だけど仕方がない。
絶対手に入れて見せるっ!
でもーー
「あっ…」
失敗。ま、でも一回で取れるとは思ってないしね。
そして二回目、三回目、四回目ーー
何度やっても失敗ばかり。
「うー、難しいよ…」
私がそうつぶやくと早瀬君は呆れたように
「下手くそ。そして金の無駄遣い。」
と言ってからお金を入れた。