【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜
クレープ屋についた。
「何味がいい?」
「うーんと…どうしよ、イチゴかチョコか。」
悩んで悩んで悩んだ末に、
「チョコにしよっと。」
チョコにした。
「わかった、買ってくるからここで待っとけ。」
「うん、わかった、ありがと。」
買いに行った早瀬君。
えっと、お金、お金………
お金を出して早瀬君を待機。
「おまたせ、はい、これ。」
「ありがと。はい、お金。」
クレープ分のお金を渡す。
「あ?別にいいって。そこまでケチじゃねーよ。」
「私が嫌なの。貸しとか作りたくないし、そもそもあんたに奢られるほど親しくないし。」
そう言って無理矢理渡す。
「付き合ってるじゃん、俺ら。」
「仮、でね。はいこれ、はやく受け取って。」
私がそう言うと早瀬君は渋々受け取ってくれた。