【完】嘘恋〜俺様男子とピュア系女子〜
キスなんて
「だからってなんで…っ!
あんた私のこと好きなの?」
「なわけねーだろ。ただ…」
早瀬君は言葉を切ってニヤリと笑った。
「ピュアなおまえが嫌々キスしてくれたら嬉しいな、と思いまして。」
「っ…、このドSっ!」
わかったよ、こいつはとんでもないSだ。
「やだよ。するわけないじゃん。」
「はぁ?約束破るのわけ?」
一歩近づいてくる。
「そういうことじゃなくて…っ!」
一歩後ずさる。