5日だけの二人
「ラ…、ラブラブってお前。兄弟なのにか?」
そう言った光一だったが、本音としては嬉しいのか、その表情は実に楽しそうだった。
「一応、候補としては、ひきこもりのオタク兄と、その兄の存在を隠したがる妹。 最近ではすっかり会話も無くなって久しい感じの設定もあるけど?」
それはそれで楽しそうだ、いやいやそんな馬鹿な。
「ラブラブでお願いします。」
光一は理不尽な選択肢に対し、実に素直な即答をした。
「よろしい。 んじゃよろしくね、お兄ちゃん。」
子供のやることは面白いな。そんな事を考えながら、光一は楽しそうなミカを見ていた。 するとそこに店員が戻って来て、
「おや、なんだか楽しそうですね? さっきは気が付かなかったんですけど、もしかして先輩の彼女ですか?」
料理を机に並べながら、光一とミカを交互に見る店員。
「うらやましいか?」
光一は軽く目を細めて店員を見た。
「いえ、それよりも先輩がロリコンだったとわかりショックを受けています。 よく聞いて下さいね、青少年保護条例というのがありまして…」
そう言った光一だったが、本音としては嬉しいのか、その表情は実に楽しそうだった。
「一応、候補としては、ひきこもりのオタク兄と、その兄の存在を隠したがる妹。 最近ではすっかり会話も無くなって久しい感じの設定もあるけど?」
それはそれで楽しそうだ、いやいやそんな馬鹿な。
「ラブラブでお願いします。」
光一は理不尽な選択肢に対し、実に素直な即答をした。
「よろしい。 んじゃよろしくね、お兄ちゃん。」
子供のやることは面白いな。そんな事を考えながら、光一は楽しそうなミカを見ていた。 するとそこに店員が戻って来て、
「おや、なんだか楽しそうですね? さっきは気が付かなかったんですけど、もしかして先輩の彼女ですか?」
料理を机に並べながら、光一とミカを交互に見る店員。
「うらやましいか?」
光一は軽く目を細めて店員を見た。
「いえ、それよりも先輩がロリコンだったとわかりショックを受けています。 よく聞いて下さいね、青少年保護条例というのがありまして…」