隣の席のキミが好き
ふたりが話している間に立ち去ろうとしたら、
ふと目が合った青葉くんに、ウインクされた。
……え。
「おい青葉、早く行こうぜ」
金髪の男の子は、今のウインクに突っ込むでもなく、青葉くんの腕を強引に引っ張る。
すると青葉くんが、自転車のペダルに足をかけたあと、あたしを見て微笑んだ。
そして……。
「同じクラスだったら、運命感じるよな。俺のこと、忘れんなよ」
「あ~、もぉいいから!行くぞ」
金髪の男の子が、青葉くんの自転車を蹴るマネをしている。
呆然としているあたしを残し、
ふたりは軽快に坂をのぼっていった。
ふと目が合った青葉くんに、ウインクされた。
……え。
「おい青葉、早く行こうぜ」
金髪の男の子は、今のウインクに突っ込むでもなく、青葉くんの腕を強引に引っ張る。
すると青葉くんが、自転車のペダルに足をかけたあと、あたしを見て微笑んだ。
そして……。
「同じクラスだったら、運命感じるよな。俺のこと、忘れんなよ」
「あ~、もぉいいから!行くぞ」
金髪の男の子が、青葉くんの自転車を蹴るマネをしている。
呆然としているあたしを残し、
ふたりは軽快に坂をのぼっていった。