隣の席のキミが好き
俺の姿を見ると、パッと目を逸らす。




このままじゃ、明日から気まずいよな……。




なんとか、声かけねーと。




鈴木と、もっと話したい。




嫌がられてるかもしんねーけど、




もっと、近づきたい。




もっと、キミのことを知りたい……。











席に戻り、鈴木をジッと見つめる。



こっち、向け。



チラッ。



見たっ!!



笑いかけると、鈴木も笑った。



やった!



女と目が合って、こんなに嬉しかったのって久しぶり。



「突然帰るから、心配した。俺といるのヤだった?」



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