Love me…









『―――あたしです。』








あたしははっきりそう答えた。










あたしはこういう人は苦手だ。というより、“男”というもの一般が苦手。











正直足は震えだすし、声だって小さかった。



















だけど。























それよりあたしはこの場所を奪われることのほうがよっぽど怖い。










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