涙々~RUIRUI~
女の子は他校の制服を着ていた。涼哉が付き合うのは、他校でもわたしたちの通う学校でも、どちら共で好みは『笑顔の可愛い子』だそう。
確かにその女の子は笑った顔はわたしから見ても可愛い。
「あー、レジ混んでたぁ…っ」
「そうなんだ。もう直ぐで夏休みとかだもんね」
「そうそ……。リョーヤ君じゃん…」
ミヤにも見えたらしい。そこで丁度良く聞こえたのは『土曜日さぁ!デートしよ♪ミカねぇ、遊園地いきたいなぁ♪』と女の子が涼哉もに甘えている声だった。
当然、ミヤにも聞こえて二人で肩を竦める。思っていることは同じだろう…。
「「ぶりっ子…」」
家(孤児院)に帰ったのは、7時前。服を買った後、プリクラ等撮って遊んだからだ。
事前にお母さんに連絡を入れといて良かった。
「ただいま」
「おかえりなさぁい、おねーちゃん♪」
共有部屋を覗くと、弟妹がてるてる坊主を作っていた。
「土曜日ね、みんなでお出掛けなんだよぉ♪」
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、お姉ちゃんも作ろうかな」
確かにその女の子は笑った顔はわたしから見ても可愛い。
「あー、レジ混んでたぁ…っ」
「そうなんだ。もう直ぐで夏休みとかだもんね」
「そうそ……。リョーヤ君じゃん…」
ミヤにも見えたらしい。そこで丁度良く聞こえたのは『土曜日さぁ!デートしよ♪ミカねぇ、遊園地いきたいなぁ♪』と女の子が涼哉もに甘えている声だった。
当然、ミヤにも聞こえて二人で肩を竦める。思っていることは同じだろう…。
「「ぶりっ子…」」
家(孤児院)に帰ったのは、7時前。服を買った後、プリクラ等撮って遊んだからだ。
事前にお母さんに連絡を入れといて良かった。
「ただいま」
「おかえりなさぁい、おねーちゃん♪」
共有部屋を覗くと、弟妹がてるてる坊主を作っていた。
「土曜日ね、みんなでお出掛けなんだよぉ♪」
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、お姉ちゃんも作ろうかな」