恋愛に興味ないし。
誰か気になり後ろをみると、そこにはいっつも女子が周りにいるあいつが立っていた。
同じ班だったんだ。
知らなかった。
私が後ろを向いたことに気づいた彼は、
「あっ。綾ちゃん?だよね?」
いきなり名前を呼ばれてびっくりした。
「なんで私の名前…」
「やっぱり、綾ちゃんか!この学年に可愛くて美人な人がいるって噂だったからさ!」
そう笑顔で話す彼。
「俺の名前は川平 奏介!よろしくな!」
「よっ、よろしく。」
笑顔で言ってきた彼にそう返した。