恋愛に興味ないし。

〜奏介side〜





入学式から10日がたったある日、俺は屋上にいた。



はぁ。学校ってめんどくせーなぁ。



授業聞いてもわかんねえし、暇だし。



そう思っていると、屋上のドアが開いた。



「奏介ー!また、屋上でサボりかよ。」




そう言って近づいて来たのは、海斗だ。



「お前もサボりだろーが。」



「あっ、そっか!たしかに!」



「バカか。」



「そうだ!そう言えば1年生にめっちゃ可愛くて美人な子がいるんだって!!名前はたしか………、桜木 綾ちゃんだったかな?とりあえず、ちょー可愛くて美人らしい!!」



そうなんだ。



桜木 綾ちゃんかぁ。



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