°°ワガママの果て°°
「まったく!お前のワガママにはいつもびっくりだよ!」
「ワガママじゃないもんっ♡」
「自覚がないことにびっくりだ!」
誤魔化して笑うわたしに
悟くんは冷えきった手を差し出した。
「ほら…すげ~寒いから冷えた!」
「冷たぁい!♡」
「俺はお前より体脂肪が少ないから寒がりなんだよ!」
悟くんの冷え切った手を包み込む。
「温めてあげる♡」
手を繋いだまま何気ない話をして笑う。
一緒にいる時間はいつでも新鮮で心地よくて…
冷えた手と
冷え切った心が同時に温まっていく。
「ワガママじゃないもんっ♡」
「自覚がないことにびっくりだ!」
誤魔化して笑うわたしに
悟くんは冷えきった手を差し出した。
「ほら…すげ~寒いから冷えた!」
「冷たぁい!♡」
「俺はお前より体脂肪が少ないから寒がりなんだよ!」
悟くんの冷え切った手を包み込む。
「温めてあげる♡」
手を繋いだまま何気ない話をして笑う。
一緒にいる時間はいつでも新鮮で心地よくて…
冷えた手と
冷え切った心が同時に温まっていく。