°°ワガママの果て°°
1番がいい…ってどういうことだ?
なんて固まっていると俺の腕からスルッと抜け出して携帯の画面を俺に向けてきた。
そこにはアーティストUの画像。
「わたしと全然違うんだもん…」
相変わらず頬を膨らませているアイツ。
「確かに真逆だな!」
「ひどーーい!わたしの方が可愛いでしょ?」
反応が面白すぎて素直すぎて、
ますますからかいたくなってくる。
画面越しのUとアイツの顔を交互に見て比べ言った。
「あはは!月とすっぽんじゃん!」
「えっ!?わたしが月でしょ?わたしが月だよね?ねぇねぇ~」
「お前その自信はどこから出てくるんだよ!」
「えーん。例えわたしがすっぽんだとしても、わたしの方が好きでしょ?」
泣き真似しながら抱きついてきたアイツをギュッと抱きしめた。
「当たり前だろっ」
変わるはずない…
特別な存在のお前は俺にとってずっと1番だよ。
なぁ…それなら
お前にとって俺は彼氏と比べてどうなんだ?
1番?それとも…2番か?
聞きたいけど聞けない想いを俺は自分の中にそっとしまった。
なんて固まっていると俺の腕からスルッと抜け出して携帯の画面を俺に向けてきた。
そこにはアーティストUの画像。
「わたしと全然違うんだもん…」
相変わらず頬を膨らませているアイツ。
「確かに真逆だな!」
「ひどーーい!わたしの方が可愛いでしょ?」
反応が面白すぎて素直すぎて、
ますますからかいたくなってくる。
画面越しのUとアイツの顔を交互に見て比べ言った。
「あはは!月とすっぽんじゃん!」
「えっ!?わたしが月でしょ?わたしが月だよね?ねぇねぇ~」
「お前その自信はどこから出てくるんだよ!」
「えーん。例えわたしがすっぽんだとしても、わたしの方が好きでしょ?」
泣き真似しながら抱きついてきたアイツをギュッと抱きしめた。
「当たり前だろっ」
変わるはずない…
特別な存在のお前は俺にとってずっと1番だよ。
なぁ…それなら
お前にとって俺は彼氏と比べてどうなんだ?
1番?それとも…2番か?
聞きたいけど聞けない想いを俺は自分の中にそっとしまった。