°°ワガママの果て°°
°°ワガママの果て°°恋桜
強い風が寒さを一気に吹き飛ばし、
桜が満開になった4月中旬。
季節は2人の距離をまた一歩近づける。
悟くんと手を繋いで
ハシャグわたしは悟くんより前を歩く。
「ねぇねぇ悟くん♡見て!花びらがハートみたい♡」
そう言って桜を携帯カメラで撮り悟くんの携帯に送った。
「待ち受けにしていいよ♡」
「お前やっといて」
そう言って携帯電話を渡してきた悟くんの待ち受けは桜の花びらで淡いピンクに包まれてた。
桜並木に囲まれてベンチに座り手を繋いだままたわいも無い話をする。
「悟くん悟くん悟くん♡♡」
「ん?」
「…………………。」
「なんだよ?」
「なんでもなぁぁい♡」
クールに笑った悟くんの肩にもたれかかり桜を見つめた。
言いたかったセリフは
花びらと一緒に散っていく。
"ずっと一緒にいてね"
大切すぎて…
愛おしすぎて…
簡単には言えなかったんだ。
桜が満開になった4月中旬。
季節は2人の距離をまた一歩近づける。
悟くんと手を繋いで
ハシャグわたしは悟くんより前を歩く。
「ねぇねぇ悟くん♡見て!花びらがハートみたい♡」
そう言って桜を携帯カメラで撮り悟くんの携帯に送った。
「待ち受けにしていいよ♡」
「お前やっといて」
そう言って携帯電話を渡してきた悟くんの待ち受けは桜の花びらで淡いピンクに包まれてた。
桜並木に囲まれてベンチに座り手を繋いだままたわいも無い話をする。
「悟くん悟くん悟くん♡♡」
「ん?」
「…………………。」
「なんだよ?」
「なんでもなぁぁい♡」
クールに笑った悟くんの肩にもたれかかり桜を見つめた。
言いたかったセリフは
花びらと一緒に散っていく。
"ずっと一緒にいてね"
大切すぎて…
愛おしすぎて…
簡単には言えなかったんだ。