°°ワガママの果て°°
「変わらないよ♡」
「変わらない?」
「悟くんへの想いも、会う頻度も♡」
「えっ?!それってさ!!俊哉さんと別れるってこと?」
声のボリュームが上がる亜希にシーっとジェスチャーで合図を送った。
「そうじゃなくて…俊哉はこっち帰ってきても仕事忙しいから。」
「相変わらずいいとこ取りだね!園夏ズルイよズルイ!」
「わかってるんだけどさ…いつかははっきりしなきゃって…わかっているんだけど…」
「ダメだよ!ふ.た.ま.た!!悟くんだっていつ他にいい人出来るかわからないんだからね~園夏から聞く限りなんかモテそうだし。女の子のツボをわかってる感じするよ?他の女の子から告白されちゃったりするかもよぉ~!」
冗談っぽく、でも呑気なわたしを焦らせているとも取れる口調で亜希はニヤッとした。
「悟くんが他の女の子から告白とか、他にいい人が出来ちゃうとか…考えたことも無かったかも……」
「変わらない?」
「悟くんへの想いも、会う頻度も♡」
「えっ?!それってさ!!俊哉さんと別れるってこと?」
声のボリュームが上がる亜希にシーっとジェスチャーで合図を送った。
「そうじゃなくて…俊哉はこっち帰ってきても仕事忙しいから。」
「相変わらずいいとこ取りだね!園夏ズルイよズルイ!」
「わかってるんだけどさ…いつかははっきりしなきゃって…わかっているんだけど…」
「ダメだよ!ふ.た.ま.た!!悟くんだっていつ他にいい人出来るかわからないんだからね~園夏から聞く限りなんかモテそうだし。女の子のツボをわかってる感じするよ?他の女の子から告白されちゃったりするかもよぉ~!」
冗談っぽく、でも呑気なわたしを焦らせているとも取れる口調で亜希はニヤッとした。
「悟くんが他の女の子から告白とか、他にいい人が出来ちゃうとか…考えたことも無かったかも……」