°°ワガママの果て°°
°°ワガママの果て°°定番
街灯のない真っ暗な田舎の道。
カーブを曲がると長い一本道がある。
一本道の向こう側
いつものように空を見上げて待つアイツの姿が視界に入る。
「わたしね、世界で2番目に星が好きだよ♡」
そういえばこの間、
いきなりそんな事を伝えてきた。
だからいつも空を見上げながら待っているんだなと…この日やっと理解した。
そんなアイツ。
名前は
西里 園夏(にしざと そのか)
名前で呼ぶのは恥ずかしくて…
俺はずっと”お前”と呼んでいる。
歳は俺と同じで
泣いたり笑ったり…
ワガママでよくわからない女。
「お待たせ。」
そう声を掛けると
やっと俺に視線を向ける。
カーブを曲がると長い一本道がある。
一本道の向こう側
いつものように空を見上げて待つアイツの姿が視界に入る。
「わたしね、世界で2番目に星が好きだよ♡」
そういえばこの間、
いきなりそんな事を伝えてきた。
だからいつも空を見上げながら待っているんだなと…この日やっと理解した。
そんなアイツ。
名前は
西里 園夏(にしざと そのか)
名前で呼ぶのは恥ずかしくて…
俺はずっと”お前”と呼んでいる。
歳は俺と同じで
泣いたり笑ったり…
ワガママでよくわからない女。
「お待たせ。」
そう声を掛けると
やっと俺に視線を向ける。