°°ワガママの果て°°
相変わらず空を見上げたまま歩く帰り道…
ポケットの中で感じた振動はアイツからの返信だ。
メール画面を開き
時が止まったかのように道路の真ん中に立ちすくむ。
一瞬…このまま車に引かれてもいいと思った。
”またかよ…なんでだよ…なんで…”
叫びたいのに声も出ないのはショックがあまりにも大きすぎるから。
今までだってそうだった。
急すぎる”さよなら”
全てを乱していくアイツの行動は俺をどん底に突き落とす。
行き場の無いこの感情をどこにぶつければいい…
「なんでだよ…ふざけんなよ…」
やっと言葉になった声が震えている。
道路の石を思い切り蹴飛ばしても
晴れるわけない気持ちに苛立ちが募っていく。
「まじで…ふざけんなよ……」
消えそうな声でそんな風につぶやくけど
それでも俺は少し期待している…
いつものようにまた数日後
”やっぱり離れたくない”
そんなメールが届くことを。
ムカつくほど輝く星空の下で
うつむいたまま願った。
1番じゃなくていいから…
そばにいさせてくれ…
ポケットの中で感じた振動はアイツからの返信だ。
メール画面を開き
時が止まったかのように道路の真ん中に立ちすくむ。
一瞬…このまま車に引かれてもいいと思った。
”またかよ…なんでだよ…なんで…”
叫びたいのに声も出ないのはショックがあまりにも大きすぎるから。
今までだってそうだった。
急すぎる”さよなら”
全てを乱していくアイツの行動は俺をどん底に突き落とす。
行き場の無いこの感情をどこにぶつければいい…
「なんでだよ…ふざけんなよ…」
やっと言葉になった声が震えている。
道路の石を思い切り蹴飛ばしても
晴れるわけない気持ちに苛立ちが募っていく。
「まじで…ふざけんなよ……」
消えそうな声でそんな風につぶやくけど
それでも俺は少し期待している…
いつものようにまた数日後
”やっぱり離れたくない”
そんなメールが届くことを。
ムカつくほど輝く星空の下で
うつむいたまま願った。
1番じゃなくていいから…
そばにいさせてくれ…