°°ワガママの果て°°
「そうよ~園夏、お父さん今日は脂っこいものはダメみたいだからちゃんと確認してから作らないと」
「こんなにたくさん誰が食うんだ…無駄に作って……だからお前は計画性がないって昔から言われるんだ。」
「お父さんの言う通りよ…こんなに作ってどうするの…」
立ち尽くしたまま…
何も言えない、何も出来ない…
「母さんなんかサッパリしたもの作り直してくれ!」
キッチンへ向かう母の背中をただ見つめているわたしに父が更に言葉を吐いた。
「あと、そのみっともない服装やめろ。下品だ…そんなに肌を見せて!恥だ。」
張り詰めていたものがプチっと切れた。
「こんなにたくさん誰が食うんだ…無駄に作って……だからお前は計画性がないって昔から言われるんだ。」
「お父さんの言う通りよ…こんなに作ってどうするの…」
立ち尽くしたまま…
何も言えない、何も出来ない…
「母さんなんかサッパリしたもの作り直してくれ!」
キッチンへ向かう母の背中をただ見つめているわたしに父が更に言葉を吐いた。
「あと、そのみっともない服装やめろ。下品だ…そんなに肌を見せて!恥だ。」
張り詰めていたものがプチっと切れた。