怨ーline
私の目の前には彼女の部屋がある。
彼女は其処で引き籠ってしまったのだった。
(イイキミだ)
そう思いながらカーテンを閉めた。
スマホが鳴っている。
怨ーlineだけど相手が友里亜だったから、寝そべりながら操作することにした。
――彼女どうしてる?――
――彼女って?――
――退学した彼女よ――
――えっ!?――
――彼女の部屋って、確か目の前だったわよね?――
――何で知ってるの?――
――彼女に聞いたのよ――
友里亜は私だけの友達じゃなかったのだ。
――彼女相当ショックを受けていると思うの。だからそっとしておいてやってね――
――うん。そうするね――
友里亜のメールは私にもショックだった。
私は急に、盗んだ携帯のことが心配になっていた。
私は目障りだった彼女を高校から追い出すことに成功した。
でもそれがが嬉しくて、始末することさえも忘れていたのだった。
(そう言えばあのガラケーは? 今何処にあるのかな?)
記憶を辿りそれを手に取り、その携帯を遠く離れた場所のゴミ箱の奥に捨てたのだ。
彼女は其処で引き籠ってしまったのだった。
(イイキミだ)
そう思いながらカーテンを閉めた。
スマホが鳴っている。
怨ーlineだけど相手が友里亜だったから、寝そべりながら操作することにした。
――彼女どうしてる?――
――彼女って?――
――退学した彼女よ――
――えっ!?――
――彼女の部屋って、確か目の前だったわよね?――
――何で知ってるの?――
――彼女に聞いたのよ――
友里亜は私だけの友達じゃなかったのだ。
――彼女相当ショックを受けていると思うの。だからそっとしておいてやってね――
――うん。そうするね――
友里亜のメールは私にもショックだった。
私は急に、盗んだ携帯のことが心配になっていた。
私は目障りだった彼女を高校から追い出すことに成功した。
でもそれがが嬉しくて、始末することさえも忘れていたのだった。
(そう言えばあのガラケーは? 今何処にあるのかな?)
記憶を辿りそれを手に取り、その携帯を遠く離れた場所のゴミ箱の奥に捨てたのだ。