病弱×病弱
真紀side


次の日

フラフラ歩いているのは・・・



夏向と海君だ!!


「夏向!海君!おはよ!!」

「「お、おは、よう・・・」」

うっわっ
何この顔色の悪さ!!

「ちょ、ちょっと二人共顔色悪すぎ!!大丈夫!?」

大丈夫なわけないよね・・・

「そうだぞ!夏向、顔色悪すぎだぞ・・・大丈夫か?」

いやいや、海君も人のこと言えないから!!

「な、何言ってんのよ!・・・海の方が顔色悪いよ?・・・私は全然大丈夫!」

いやいや、全然大丈夫そうに見えないから!!
今からでも帰ったほうがいいよ!絶対!!!

「二人共顔色悪い!!今から帰りなさい!!」

「「いやだ!!」」

子供か!

「ダメ!!」

「絶対学校行く!!」

「も~ぉ!!そんな子供みたいなこと言わない!!」

「俺、絶対行く!!!!」

「無理無理!!そんな体で行ってもすぐ倒れちゃうよ!!」

「た、倒れないし!・・・」

「気分悪くなったら絶対保健室行くから!!」

「絶対?」

「「絶対!!神に誓います!!!」」

神に誓ってでも学校行きたいんかい・・・

「んー・・・んーーーーー・・・よし!わかった、絶対だよ!!!」

「「はい!!」」

はぁ~、朝からつかれた・・・




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