それでも最低野郎を愛してます
合コン
「ねぇ、美麗〜!!
あんたまた告白断ったの?」
「へ?あ、え、うん。」
「ちょ、何その態度!!
誰に告られたか分かってるの?!
学年一のモテ男の柊誠だよ?!」
私が昼ご飯を自分の席で食べてると
いきなり私に怒鳴りつける、友達の雪音。
「知ってる、バスケ部の子だよね?」
「そうだよ?!あのイケメンの告白を断るなんて…美麗おかしいよ」
雪音が私の机をバンッと叩き、むすーっとした顔で近くにあった椅子に座る。
あーあ、その椅子に雪音が座ると野口君の座る場所ないじゃんかわいそ。