恋愛中!!!

リサはどっからかリサーチしたモテ人情報ノートを開いた


「…え？普通くらいだよ！」

「そうなの？なんだ…これガセか」


ノートをマジマジと見つめながら俺の名前にバッテンを書き足しているのがわかる


「な、佐野！俺から提案があるんだけど」

「なに？」

「変なことじゃないでしょうね？」
いちいち入ってくるなアキは…


まずはこのもっと佐野といる時間を増やすためにも…



「恋愛部に入部しない？」




目を輝かせる佐野に
ご機嫌斜めのアキ

ふたりは同時に言葉を放った



「「そんな部活あるの？！」」


そこに隠れる意味はお互いがバラバラだけど…