先輩とアタシ



返事。



返事?



頭にハテナマークを浮かべるアタシに、先輩がふざけたように


「小夜のことが好きです。ボク付き合ってください。」





再びアタシの胸が暴れ出した。


キュンキュンいって苦しい。


苦しいこの胸の痛みさえ愛おしい。



また涙が溢れてくる。




『‥‥‥っふぃーん。。。』



「えっ、ちょっ?!」



慌ててアタシのほっぺの手を離した。



答えなんて決まってる。




『‥‥‥ック‥、アタシも先輩のことが‥‥‥す、好き‥です///』



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