先輩とアタシ



走って走って‥‥



息が苦しくなって、でもアタシは走った。



先輩のバカ!




アタシばっかり‥‥‥‥


アタシだけが先輩を大好きなんだ‥。



足がもつれて、転びそうになる。



『きゃッ!』



‥‥‥あれ?



転ばない。



転んでいない理由は




「危ないっつーの!」



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