先輩とアタシ
「うん‥えへへ♪」
えへへって‥‥。
どんだけ進んでるの?!
考えられないなぁ‥‥。
ヤるとか‥‥‥なんかね?
初めてだし‥。
恐いし‥。
まだまだ先のことだよね?
何も言葉が出ないアタシに、尋佳が続けた。
「なんかさ、そういうことすると、より信頼しあえた気がするんだ。なんか、本当に通じあえたみたいな?」
本当に通じあえる?
今だってすごく大輔先輩とは、通じあえてるつもり。
違うのかな?
『通じあえるの‥‥?』
「そう!なんか繋がることで、お互いの気持ちを確認しあえるんだよ。だから小夜も頑張りな!」
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