先輩とアタシ
スーパーの袋を広げて尋佳に見せてみる。
中には、野菜サラダを作れるような物と、ウィンナー。
「先生‥‥主食作れないじゃん‥!」
『だよね‥‥どうする?お米は、職員室行けば貰えるからさ‥‥チャーハンとか?調理室に調味料あるし!』
「それだ!今日は冴えてるじゃん(笑)♪」
尋佳がアタシの背中をバシバシ叩く。
『いてて‥‥』
「よし!そうと決まったら作りましょう!」
調理室に向かった。
今の合宿は、そんなに厳しくないみたい。
まあ練習は、大変そうだけど、みんな楽しそうにやってる。
これもキャプテンのおかげ‥?
なんて思っちゃったり‥///
合宿中は、ずーっと先輩を目で追ってしまう。
尋佳も駿ちゃんを見つけては、騒いでる。
マネージャーになって良かった。
こんな素敵な仲間に出会えたし、みんなのために何かをするってことの、やりがいを知ることが出来たから。
でもやっぱり先輩に出会えたことが、一番かも‥‥‥!
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