先輩とアタシ



見上げると‥‥



『だっ‥‥だだいすけけせんぱい!!』



大輔先輩が居る!!



ひゃーッッ///



不意打ちの登場で、あたしの心拍数が、一気に上がった。



「ぷッッ!ははははっ!!何だよ、だいすけけって。俺は大輔ですよ?」



はははっと、お腹を抱えて笑ってる。



もぉー!!


小夜のバカ!
なんでこんなカミカミなのー‥。



恥ずかしい‥‥。



『すみまましません‥‥///』



「ははははっ!!!やべー!!!小夜うけるわあ!いいね!」



ポン


大輔先輩は、アタシの隣りに座ってアタシの頭に手を乗っけた。



『‥‥///』



ヤバいーー!!



鼻血出る///(オイオイ‥)



反則だよ‥?



どんどん上がっていく心拍数と、熱くなっていく顔と、キュンキュン締め付けられる心のせいで、ただ俯いていることしか出来ない。




「朝練来て良かった。小夜のおかげでいい気分転換なった。」



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