先輩とアタシ


アタシの手を握って、屋上を出た先輩。


『本当に?!仕事良いの?』


確か先輩は一日中居なきゃいけないんでしょ?


「大丈夫!オレが居なくても全然困らない感じだったから。」


『わーい!!先輩一緒に回れるね!』


先輩の腕に抱きついた。


やったぁ!


先輩と学校祭を回れる。


夢がまた1つ叶ったよ。


大好きな人と手をつないで学校祭を回る。


女子高生なら憧れちゃうよね。


「そういえばお前、尋佳はどうするの?」


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