先輩とアタシ



普段は爽やかなのに、いきなり変態発言する先輩。


こっちが恥ずかしいよ‥!


「おー、恐い恐い。」


先輩は笑いながらアタシから逃げる。


『むー‥!』


膨れ面のアタシに、


「行きましょうか、チビ姫さま。」


と、先輩が囁く。


ドキ


『はい‥///』


先輩ずるいよ‥?


アタシだけこんなにドキドキさせられちゃう。


「じゃー出発ー!!」


先輩はアタシの左手を繋いだままポケットに入れる。


『へへっ‥///』


つい嬉しくて、微笑みがこぼれる。


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