先輩とアタシ



答えられないアタシ。


弱気だったはずの先輩は、いつもの先輩。


アタシが弱気になってる。


『それは‥‥っん///』


言い終わる前に、先輩の唇はアタシの唇を捕まえた。


すぐに唇は離れて、


「弱気なオレは嫌い?」


耳元でささやかれて、くすぐったい。


首を横に振る。


『‥‥大好き‥。』


そのまま先輩に押し倒され、今年最初のえっち。


優しく優しく抱いてくれた先輩。


アタシは、また先輩に恋に落ちた。


.
< 387 / 405 >

この作品をシェア

pagetop