先輩とアタシ



『何?どうしたの?』


「‥///だからその///生理なの///でね、え、えっちは出来ないの///」


俯きながら、小夜は必死にそう言った。


『あ、そ、そうか‥‥‥///わっ分かった。うん、そっか。』


「うん‥‥///ごめんね‥‥。」


生理‥‥だったのか。



拒否された理由が分かり、スッキリだけどスッキリしないオレの息子。


でも、小夜のためなら待つよ!

辛いけど。


『終わったら激しいのね?覚悟しとけ!』



そう宣戦布告のように言って、小夜の頬にキスをした。


「‥‥‥はい///」


残念だったけど、オレのふざけた宣戦布告に本気で答えた小夜が可愛くて、オレは小夜だからこんなに愛しく思えることを実感。


バレンタインは、甘いチョコと少し苦いお預け。


何はともあれ、毎年こうやって2人で過ごしたい。


そして早く生理終われ(笑)。


小夜愛してる。


◇大輔side終わり◆


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