先輩とアタシ




『大輔先輩アタシのことなんて見てないよ‥。』



「なに弱気になってんのよ。小夜だって可愛いんだから自信もちなよ?」




いや‥美人なアナタに言われてもね‥?




「とりあえず今日は寝よ?また学校に戻ってから会議開こう!」




会議!?




『分かった‥。ありがとう尋佳。』




「ん。おやすみ。」




部屋が真っ暗になった。




布団の中でもう一度呟いた。



『尋佳‥‥ありがとね‥?』



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