先輩とアタシ
第二章
遠征〜テーピング〜
12時少し前。
もうすぐ練習試合も終わって、ご飯食べて帰る時間だ。
アタシと向こうの学校のマネの先輩で、審判をしている。
ピーッ
試合終了。
勝ったのは、向こうの学校。
優人さんを筆頭に、連携プレーが、上手かった。
スポーツに関して、知識が乏しいアタシでも分かるくらいだったもん。
体育館の片付けなどに取り掛かろうとしてると
「小夜!何か足痛いから、湿布とテーピングしてくんないかな?」
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