先輩とアタシ



「あー‥カンペキ遅刻だね?よし!!チビ、急いで拭いて部活行くぞ!」


先輩は、そういって、近くにあった掃除道具のロッカーに走っていった。


どーせアタシはチビなんです‥‥。


ってそんなことより!



『先輩は部活行って下さい!アタシが片付けて行くんで。』



先輩に手伝ってもらうなんて、悪いし、選手に手伝ってもらうなんて、マネ失格だしね?



「いーから!速く拭いて!オレがぶつかったのが悪いんだから!」



アタシにぞうきんを投げた。


パシ



「ナイスキャッチ!ボールにも速く慣れろよー?」


ドキッ


『‥‥はい!』



2人で急いで床を拭いて、部活へ行った。


.
< 8 / 405 >

この作品をシェア

pagetop