先輩とアタシ




誰かが来たらどうしよう。



とか、美鈴先輩に見つかったらどうしよう。


とか、いろいろ思って、ドキドキしたけど、





この異常に早い鼓動は、そんな理由のせいじゃないんだよ。





こんなに先輩が好きんだな。



って実感した。




少しすると先輩が、アタシを解放した。





すると、まっすぐにアタシを見つめて、口を開いた。





.
< 86 / 405 >

この作品をシェア

pagetop