5人の王子と独りの姫


「あ?ここは俺らの場所だし。
勝手に入ってくんな」




「はぁ?私達の場所でもあるんだけど?
勝手に決めつけないでくんない?」



希良梨が反論すると、林 聖夜は
ドス黒いオーラを出してきた。



後ろの4人は顔を真っ青にして震えている。



「あの、そこのお二人?聖夜が怒る前に早く出て行った方いいよ?」




私は叔父が極道で、ドス黒いオーラには耐えられる。


希良梨は、武術をやっていて私と同様耐えられるようだ。



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