天然愛され彼女と…俺の生活。

ゆるふわ天然ガール♬


裏庭にいる男女二人。

「好きなんだ!」

告白を受けてる女の子。

俺は不安でついて来てしまった。

「…アホか」

俺は学校の壁に背中を預ける。

「うん、ありがとう!あたしも好きだよー」

女の子は嬉しそうに笑う。

「…あの馬鹿」

呆れてため息をついてしまう。

俺はしょうがなく男女の方に歩いていく。

「…透明、いい加減にしろよ」

俺は彼女を抱きしめる。

「あ、シグちゃん!おはよー」

俺に駆け寄って来て、ムギュッと抱きついてくる。

「今日もシグちゃんはカッコいいね♬……シグちゃん、好きだよ」

恥ずかしがりながら…照れながら、キュンとくるような台詞を言う。

「…そう言うことですので、透明は俺のですから」

俺は透明を抱きしめて、裏庭を後にする。

そして、告白した男子から見えなくなった所で、手を離す。

「…アホか透明!お前はいつになったら告白断ることが出来るんだ!?」

透明とは、空園透明。

俺の正真正銘の彼女です。

「ん?告白?何それ」

スタスタと歩いていく彼女。

俺はその後を追う。

「だから、告白!俺が透明にしたやつだよ!」

「あー、忘れちゃったよ」

舌を出して、テヘッ☆と笑うものの…可愛いよ!

可愛いけどさ!?

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