恋するリスク
(な、なぜに相沢先生が・・・。)


戸惑う私に構わず、相沢先生は話しを切り出す。

「今日の夜、お暇ですか?」

「えっ!?は、はい・・・。」

驚きすぎて、咄嗟に返事をしてしまう。

「よかった。じゃあ、今日飲みに行きましょう。」

「えっ!!??」

「じゃあ、帰りに。」


(ええっ!!??)


私は呆然と立ち尽くす。

仕事の間中、私は得も言われぬ恐怖を感じ続けていた。
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