恋するリスク
次の日も。
その次の日も。
夜勤明けの朝でさえ、私はなぜか佐藤くんの姿を、病院のあちこちで見つけてしまう。
以前はこんなに毎日見かけることは、なかったと思うのに。
そして私は見かけるたびに、進路を変更したり、休憩室に駆け込んだりと、とにかく顔を合わさないように佐藤くんを避けていた。
子どもみたいだな、とは自分でも思うけれど。
MRと看護師は、会わないようにしようと思えば会わないでいられるし、仕事にも直接的な影響はない。
MR側が主催してくれる勉強会や食事会はたまにあるけれど、普段の業務をこなしていく上で、顔を合わせないことは可能なのだ。
でも。
会わないようにすればするほど、なぜか、佐藤くんのことが気になってしまう。
会って話したいなって、思ってしまう。
惹かれてる・・・って、くらいじゃなくて、もしかしたら私は、佐藤くんのことが完全に好きになってしまったのかもしれない。
その次の日も。
夜勤明けの朝でさえ、私はなぜか佐藤くんの姿を、病院のあちこちで見つけてしまう。
以前はこんなに毎日見かけることは、なかったと思うのに。
そして私は見かけるたびに、進路を変更したり、休憩室に駆け込んだりと、とにかく顔を合わさないように佐藤くんを避けていた。
子どもみたいだな、とは自分でも思うけれど。
MRと看護師は、会わないようにしようと思えば会わないでいられるし、仕事にも直接的な影響はない。
MR側が主催してくれる勉強会や食事会はたまにあるけれど、普段の業務をこなしていく上で、顔を合わせないことは可能なのだ。
でも。
会わないようにすればするほど、なぜか、佐藤くんのことが気になってしまう。
会って話したいなって、思ってしまう。
惹かれてる・・・って、くらいじゃなくて、もしかしたら私は、佐藤くんのことが完全に好きになってしまったのかもしれない。