俺だけみとけ!




次の日、気持ちはそう簡単に吹っ切れず、テンションが上がらなかった。



『なーに、今日緋色どうした?
いつもみたいに元気ないぜ?』




休み時間そう言って悠が背中を叩いてきた。


相変わらずテンション高いやつ。


ほんのちょっとの事じゃ悠はテンションは下がらない。


そこが羨ましいところだ。



『それがさ…』




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