俺だけみとけ!
『まだって?
もう我慢できないんだけど』
そんな事言われたら余計……
「なら、痛くしないで」
『りょーかい……
ってばーか!』
「はぁ?」
んなのやるわけねーだろ!
それはまだ取っとくもんだろ…
まだ付き合って間もないのに。
『何?
明里その気になってた?』
「ば、ばか!
そんな訳ないじゃん」
明里は上に乗っかている俺を振り落とし、机に向かった。
初体験なんてまだしなくていーだろ。
先だろうが明里は俺のもんだし。
「ひぃなんて大っきらい!」
あれ?
怒られた。