俺だけみとけ!





明里は俺のコーヒーカップに唇を付けた…―――



一瞬で目を奪われる…



ヤバイって/////


心臓バクバクなってる…





「ひぃこれ、我慢して飲んでるでしょ?」


『えっ?』





すると明里は砂糖とミルクを入れた。




「だってひぃ、いつも甘いコーヒー飲んでるもん。
そんなかっこつけなくてもいいよ」





明里はそう言うと「はい、飲んでみて♪」と、コーヒーカップを俺に渡した。


やっぱり明里はわかるんだな。



そっと一口飲んでみた…―





『甘くて美味しい』




その言葉を聞くと、明里は満足気に笑った。










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