俺だけみとけ!




―放課後―





「ひぃ…はい!」





明里からのチョコを開けてみると、中にはトリュフが4つ入っていた…





『ありがとな!』


「うん…」


『じゃぁ、いただきます』






俺は一つを口に入れた…






『なにこれ!辛!!』


「え?
もう当てたの!?
ワサビとタバスコ入りのトリュフ」





口の中がヒリヒリするし、とにかく熱い!!


明里のやつ!!


よくもやってくれたな!





『お返し覚えとけよ…?』


「えっ、あっごめんって」


『やだ。』


「本当にごめん!って」





明里をいじるのも楽しい。


こうしていつまでもお互いに笑って行こうな?



こうして幼なじみの壁はなくなった。



壁は高かったけど、ようやく壊れた。



もう幼なじみ以上の関係だから。





明里、愛してる。





―おまけ END―







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