椿の氷
「や、やめ…」


耳に、渇いた舌を伝わせた
ピアスホールから耳朶
そして、首筋


「敏感だね、豹那」


可愛らしい
肌が桃色に染まっていく

そして


「と、時川さんはなし…」




「ごめんね」



背徳と歪な欲を
君で満たす俺を
許してくれるかな



___プスッ


「っあ!?」


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